区分マンションと一棟アパート投資の違いとは?初心者におすすめなのはどっち?

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不動産投資を始めようと考えたとき、「区分マンション」と「一棟アパート」、どちらに投資すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、初心者にはどちらがおすすめなのかを解説します。

1. 区分マンション投資とは?

区分マンション投資とは、マンションの1室だけを購入して、その部屋を賃貸に出す投資スタイルです。ワンルームマンションや1K、1LDKなどが多く、都市部の駅近物件に多く見られます。

メリット

  • 初期費用が比較的少なく済む
  • 管理は管理会社が行うため手間がかからない
  • 空室リスクが分散しやすい(万が一の売却も比較的容易)

デメリット

  • 一部屋しか持たないため、空室になると収入がゼロになる
  • 修繕積立金や管理費が定期的にかかる
  • 自分で建物全体の管理ができない(管理組合の決定に依存)

2. 一棟アパート投資とは?

一棟アパート投資は、建物全体(複数戸)を所有し、全戸を賃貸に出す投資スタイルです。地方都市の住宅地などに多く、木造の2階建てアパートが一般的です。

メリット

  • 家賃収入が複数戸分得られ、安定しやすい
  • 建物全体を自分で管理できるため、自由度が高い
  • リフォームや賃料設定の裁量がある

デメリット

  • 初期費用が高額になる(数千万円規模)
  • 空室が多いと収益が大きく下がる
  • 管理・修繕の手間やコストがかかる
  • 地方では賃貸需要の見極めが重要

3. 初心者におすすめなのはどっち?

結論から言うと、初心者には区分マンション投資がおすすめです。

その理由は以下の通りです:

  • 少額から始められるため、資金リスクを抑えられる
  • 賃貸管理や建物管理をプロに任せられるため、手間が少ない
  • 都市部で需要が安定しているため、空室リスクが比較的低い

一方で、すでに投資経験があり、「規模を拡大したい」「自分で管理したい」といった意欲がある場合は、一棟アパート投資を検討する価値があります。

4. まとめ

比較項目区分マンション投資一棟アパート投資
初期費用少ない(数百万円〜)多い(数千万円〜)
管理の手間少ない(外部委託中心)多い(自主管理の比重大)
空室リスク高め(1室=収入ゼロ)分散される(複数戸ある)
自由度低い(管理組合に依存)高い(修繕・賃料設定も自由)
初心者向き

不動産投資は一度始めると長期にわたる運用となるため、自分の資金力やライフスタイルに合った投資手法を選ぶことが大切です。
まずは小さく始めて、経験を積んでからステップアップしていくのが、初心者には最も現実的で安全なアプローチと言えるでしょう。

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宅建士 AFP サウナ・スパ健康アドバイザー
不動産業とファイナンシャルプランナーの経験を活かし、「暮らしに+αを」をテーマに情報発信しているブログ運営者。 生活に役立つ知識やちょっと得するヒントを、“8つの末広がりの視点”でお届けします。 得意分野は、住まい選び・お金の知恵・副業のヒント・趣味のギターなど。 知識と経験、そして実際に使ってよかったモノやアイデアをリアルな視点でお届け中。 「+α=8(末広がり)」の意味と、 読んだ人の暮らしが少しでも前向きに広がるように、という思いを込めています。
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