2024年からの新NISA、結局どんな使い方が正解?初心者向け運用シミュレーション付き!

2024年からスタートした新NISA制度。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税枠が設けられ、これまで以上に自由で便利な制度になりました。
でも、こんな疑問を持っていませんか?
- つみたてと成長投資、どっちを使えばいいの?
- 初心者は何を買えばいいの?
- とりあえず始めてみたいけど、使い方が不安…
この記事では、そんな初心者の方に向けて、新NISAの基本から目的別の使い方、さらに運用シミュレーションまで、わかりやすく解説します!
新NISAの基本をサクッとおさらい
- 非課税期間:無期限
- 年間投資上限額:最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
- 生涯非課税投資枠:1800万円(うち成長投資枠は最大1200万円)
- 売却すると枠が復活:再利用型(ロールオーバー不要)
→ 以前のNISAより、長期投資に向いた制度です!
つみたて投資枠と成長投資枠の違いは?
区分 | 年間上限 | 対象商品 | 特徴 |
---|---|---|---|
つみたて投資枠 | 年間120万円 | 金融庁認定の投資信託・ETF | 長期・積立・分散に最適 |
成長投資枠 | 年間240万円 | 個別株、ETF、REITなど | 幅広い商品が選べる |
つみたて投資枠は初心者向き、成長投資枠は中〜上級者向けとも言えます。
目的別!新NISAのおすすめ活用パターン
■ ケース1:20〜30代の初心者/将来の資産形成が目的
▶ おすすめ:つみたて投資枠に集中投資!
- 毎月:10万円の積立(年間120万円)
- 商品例:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
最初は無理に成長投資枠を使わず、「積立投資の習慣化」を目指しましょう。
■ ケース2:40代/教育費+老後資金の両立を目指す
▶ おすすめ:両方の枠をバランス活用
- つみたて投資枠:月5万円 → 全世界株式
- 成長投資枠:月5万円 → 高配当ETF(例:VYM、HDV)
成長性とインカム(配当)の両方を狙える戦略です。
■ ケース3:50代以上/資産を守りつつ増やしたい
▶ おすすめ:成長投資枠を活かして守りの配当重視へ
- 成長投資枠:国内外の高配当株やREIT
- つみたて投資枠:債券型ファンドやバランス型
大きな値動きよりも、「安定収入」を狙うスタイルにシフト。
初心者向け!運用シミュレーション
前提条件:全世界株式に月10万円×20年間積み立て(年利5%想定)
- 積立元本:2,400万円
- 運用益:約1,700万円
- 合計資産:約4,100万円
これだけ利益が出ても、非課税だからまるごと受け取れます!
(通常なら運用益に約20%の税金がかかる)
ありがちな失敗例に注意!
- 成長投資枠を無理に使ってハイリスク個別株へ手を出す
- 積立商品を頻繁に乗り換えてしまう
- 短期で利益を出そうとして早期に売却 → 枠の再利用がしづらくなる
→ 投資は長期的な視点がカギです。
投資は自己責任。自分の目的とリスク許容度を見極めよう
この記事では一般的なシミュレーションや活用例をご紹介しましたが、
投資には元本割れなどのリスクがあり、将来の利益を保証するものではありません。
商品の選定や投資方針は、ご自身の目的やライフプランをよく考えたうえで判断してください。
必要に応じて、金融機関や専門家に相談することも大切です。
まとめ|新NISAは“枠の使い分け”がポイント!
- ✅ 初心者はまず「つみたて投資枠」から始める
- ✅ 慣れてきたら成長投資枠で応用投資もOK
- ✅ 長期・分散・積立で、非課税メリットを最大限に活かそう!
まずは証券口座を開設しよう!
新NISAを活用するには、対応する証券口座が必要です。
口座開設は無料で、スマホからでも簡単に手続きできます。
\ 月1万円からでもOK!投資を始める一歩を踏み出そう /
関連記事
初心者でもわかる新NISAの始め方|制度内容をわかりやすく解説!
【初心者向け】初めての株式投資|国内株ってどんなもの?基本からわかりやすく解説